アネケ・ヘルムケンス (1956):金属の彫像
オランダ最南端の街マーストリヒト生まれ。ユトレヒト芸術学院卒業。専攻はモニュメント製作。1992年より鉄材を材料とした彫像製作に取り組む。彼女の作品に使用する鉄材は、リサイクルのために廃材となった廃鉄材を用いている。
「近年、線をエレメントとした創作が私の作品の大切なテーマとなっている。それは、空間に鉄の線を描くようである。廃材となった鉄筋によって形作られた線は、幾何学的でもあり、有機的でもある。私にアイデアを吹き込むものは様々であるが、私の周りの自然や文化からは多大に影響を受けている。またそれは、最近読んだ本であったり、旅の思い出であったり、哲学者の思考であったり、印象深い写真であったり、音楽であったりする。また、一緒に共同作業をする芸術家よりもインスピレーションを得ることがある。私の人生の中で出会う何千もの印象が、定期的に私の作品の中に現れる。」
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