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平戸

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日記:9月16日ー30日

2000年9月16日
ニック:平戸南部の中津良小学校にてパン焼き教室を行う。
ルシエン:交流広場の12xコーナーにて「400年前のオランダの服飾を身に付けて」ポラロイド路上撮影会を行う。希望者は(特に子供達)オランダの民俗衣装の帽子や飾りをつけて、ポラロイド写真の前でポーズをとる。出来上がった写真は希望者が記念に持って帰る。
エリック:「オランダの野鳥」スライド発表会を紐差郵便局にて行う。その後、神奈川大学の都市計画研究グループのシンポジウムにて、ルシエンとともにオランダの町並みや自然環境に関するお話をする。

2000年9月17日
ようやく良い天気となる。雲もなく南西より爽やかな風が吹いている。
ルシエン:漁師の新谷家族の写真を撮る。午後は「400年前のオランダの服飾を身に付けて」ポラロイド路上撮影会を行う。
エリック:ホストの小関さんと野鳥を観察希望者と朝5時に集合し、南部の志々伎山に登る。韓国からやってきたアカハラダカの渡りを観察する。
ニック:今日は休日で、海に泳ぎに行く。

2000年9月18日
ルシエン: 「400年前のオランダの服飾を身に付けて」を津吉郵便局ポラロイド路上撮影会を行う。同時に津吉郵便局にて、フリッシンゲンの漁師家族の写真の展覧会オープニングを行う。
ニック:交流広場の12xおらんだコーナーにてパン焼教室を行う。そして、パン屋サンキタガワの江迎にある第二店鋪にて作品を焼き上げる。
エリック:午前中「オランダの野鳥」スライド発表会を津吉郵便局にて行う。

2000年9月19日
ルシエン:漁師家族春野家の撮影。午後は暗室で現像する。
エリック:平戸島最南端の野子小中学校の生徒たちと自然スケッチのピクニックに行く。無人島に渡り、そこでスケッチのレッスンをする。ニックとサスキアも同行する。

2000年9月20日
ルシエン: 漁師家族春野家の撮影。今回はあご漁の船の上にて撮影する。
エリック:早朝より郊外にでて、水彩のスケッチをする。
ニック:24日のお祭りで「オリーボール」(オランダ風ドーナッツ)を屋台で作り紹介するための相談を、大場さんとする。製作にあたっての技術的な話し合いで、12xおらんだ企画の上田純子が通訳でアシストする。

2000年9月21日
ルシエン:地元の写真家大曲さんと暗室で作業を進める。そしてオランダから訪ねてきたジャーナリスト、エドモント・リノイ・カンさんに作品を見せる。

ニック:いつものように娘さんのサスキアをアシスタントに従え、平戸の幼児と主婦のクラブ「わくわく」にパン作り教室をする。たくさんのおいしそうなパンが焼けてくる。

2000年9月22日
ルシエン:地元の写真家大曲さんと暗室で作業を進める。
ニック:週末のお祭りに発表する新しい作品の準備と試作に励む。それらは:「デ・リ−フデ」(様々な種と麦が入った全粒パン)、「モールン・ブラウン」(全粒パン)、スペキュラース、ムシュリクッキー、フルーツケーキ、ダブルチョコケーキ、そしてオリーボール。

エリック:午後市役所にて、新入社員研修の一貫として「オランダの鳥たち」のスライド発表会を行う。環境に関するかなり熱心な質問を受ける。
夜、エリック、ニック、サスキア、ルシエンはルシエンのホストの篠崎さんより、雄こう寺にて夕食に招待される。土屋住職より茶道と座禅の技術の解説を受ける。

2000年9月23日
今日と明日、恒例の平戸ハイヤ風人まつりが平戸の港を中心に行われ、多くのグループが踊りを披露する。
エリック: ホストの小関さんと一緒に、佐世保と世知原に野鳥観察に行き、とても珍しい鳥を観察する。
ルシエン: 午前中は大曲さんの暗室にて現像。夕方大曲さんと一緒に幸の浦を訪ねる。
ニック:長い一日。朝はパン屋サンキタガワにて、今日のお祭りで紹介する新しい作品の仕込みと製作を行う。そして夕方より交流広場の屋台に出向き、「デ・リ−フデ」(様々な種と麦が入った全粒パン)、「モールン・ブラウン」(全粒パン)、スペキュラース、ムシュリクッキー、フルーツケーキ、ダブルチョコケーキの販売をする。

2000年9月24日
今日は、恒例の平戸ハイヤ風人まつり第2日目。交流広場はたくさんの人々で賑わう。日本人、韓国人のダンスグールプあわせて50組が参加する。サスキアは平戸商工会婦人部の一員として、ダンスに参加する。
エリック: 田平の郊外にて、田平中学校美術部の生徒さんと一緒に写生会をし、写生の指導をする。ホストの小関さんが通訳をする。

ニック:ハイヤ風人まつりが行われている交流広場に屋台を組み、丸一日、オリーボール(オランダ風ドーナッツ)を揚げる。また、パン屋サンキタガワにて、ニックの指導により共同製作したパンやケーキ製品の販売も行なう。売り上げ金は三宅島噴火の義援金として寄付される。大成功であった。

2000年9月25日
ニック:今日は休暇をとる。サスキアとルシエンと一緒に崎方天満宮の神楽のお祭りを見物に行く。
ルシエン:午後、白浜の漁民を訪ね、さらに写真を撮る。
エリック:午前中は彼のアパートに設置した書道部屋にて製作に取り組む。午後、田平の北松農業高等学校にて「オランダの野鳥」の講演と動物のスケッチ・ワークショップを行なう。その後ホストの小関さんと共に田平の昆虫博物館を訪れる。夜は再び「オランダの野鳥」の講演を平戸島南部にある日本ヒ−リング科学センターにて行なう。

2000年9月26日
エリック:早朝から午後にかけて、平戸城周辺の公園やお寺の写生を行なう。夜はルシエンと共に書道の立石先生のもとで篆刻を行なう。
ルシエン:午前中、親和銀行にてオランダの漁民の写真展をオープンする。その後、大曲さんの暗室にて最後の現像に取り組む。

ニック:朝、パン屋の北川さんと一緒に市役所に出向き、三宅島火山爆発災害の義援金を平戸市の助役さんに手渡す。この義援金は先の平戸ハイヤ祭りの際に、北川さんとニックとの共同でニックの新製品を販売することによって集められた。

2000年9月27日
ルシエン:篠崎さんと一緒に、明日オープンする平戸の漁師家族写真展の準備を行なう。
ニック:パン屋サン・キタガワの店長大場さんに、さらにニックのパン作りの秘密を伝授する。お昼過ぎより主婦の方々のためのパン焼き教室。また、松浦史料博物館の喫茶店のための特別なクッキーを製作する。

2000年9月28日
ニック:午前中、今回の滞在中の新製品(全粒パン)「ドゥ・リーヴドゥ」を焼く。そして午後ハウス・テン・ボスを訪れ、代表の方にこのパンを贈呈する。
エリック:早朝、平戸港を写生し、周辺の鳥を観察する。午後はオランダからやってくる奥さんのウィルマさんを迎えに福岡へ行く。
ルシエン:たくさんの観客を得て、平戸市役所のロビーにて平戸漁師家族(白浜と幸の浦)の写真展をオープンする。

2000年9月29日
ニック:パン屋サン・キタガワさんとともに、KTNテレビのためにパン焼き教室のデモンストレーションを行なう。
今日はニックとサスキアの出発日である。4時半に交流広場にてお別れセレモニーが行なわれる。雨のために残念ながら船での出航は中止となり、車にて出発する。今晩は福岡に宿泊し、明日の朝、大阪、ウィーン経由でアムステルダムに向う。

2000年9月30日
今日は12xおらんだの最後のふたりの参加者、マルヨライン・ヴァン・ローン(リコーダー)とマリスカ・ハマースタイン(歴史の絵本)がアムステルダム・スキポール空港より平戸に向けて出発する。.
エリック: 平戸の港交流広場にて、度島小学校の生徒さんたちと絵画ワークショップを行なう。その後、平戸水彩画同好会の皆さんとワークショップをする。山下先生と同好会の皆さんは8月のエムクのホストを担当してくださった。



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